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貝森 良彦*; 坂本 侑輝*; 菊地 正博; 中村 秀夫*; 下山 雄平; 小林 泰彦; 鵜飼 光子*
no journal, ,
食品照射技術の普及のためには、食品中に生成される放射線誘起ラジカルについて、照射直後のラジカルの確認とその減衰挙動を明らかにしておく必要がある。そこで、ESR法を用いて照射直後のラジカル減衰を観測し、線量の違いによる減衰挙動の変化、食品の違いによる減衰挙動の変化について検討した。その結果、すべての試料において照射直後のラジカル信号の観測に成功し、照射後3時間程度で安定なラジカル成分になることがわかった。照射されたコーヒー生豆と朝鮮人参はほぼ同じ減衰挙動を示したが、黒胡椒は約3倍信号強度が強かった。
坂本 侑輝*; 貝森 良彦*; 中村 秀夫*; 菊地 正博; 下山 雄平; 小林 泰彦; 鵜飼 光子*
no journal, ,
食品照射技術の普及のためには、照射で誘起されるラジカルの生成とその挙動について消費者に説明できることが必要であり、本研究では線量率の違いによる影響の違いの有無を明らかにすることを目的とした。本実験では、あらかじめ粉砕した黒コショウを線照射した。その結果、同じ吸収線量でも線量率によってラジカル信号強度が異なっていることが観測された。照射後30分のシグナル強度で比較すると、線量の増加に伴ってシグナルが増加する傾向が見られた。照射終了後80時間程度でラジカル量の差は5%幅に収束した。